柏羽藤環境事業組合　柏羽藤クリーンセンター：これからのごみ処理施設(しょりしせつ)

エジソン	：	「リサイクルといえば、何を思いうかべる？」
のぞむ	：	「空き缶回収（かいしゅう）とか、空きビン回収とか、古紙（こし）回収とか…」
みらい	：	「ごみをもう一度、資源（しげん）にもどして使うことね」

エジソン	：	「そうだね。それは、マテリアル・リサイクルといわれるものだよ」
のぞむ	：	「他にもあるの？」
エジソン	：	「そう、もう一つは、サーマル・リサイクルだよ」
みらい	：	「サーマル・リサイクル？」

エジソン	：	「サーマル、つまり熱（ねつ）エネルギーのことなんだ」
のぞむ	：	「熱エネルギーも、リサイクルできるの？」
エジソン	：	「あまった熱をすてないで、エネルギーとして使うんだ。たとえば、ごみをもやす熱で蒸気（じょうき）を発生させてお湯を作ったり、発電したり…」

みらい	：	「なるほど、一石二鳥（いっせきにちょう）ってやつね」
エジソン	：	「そのとおり。他にも、ごみを固形燃料（こけいねんりょう）にして燃やしたり、プラスチックを油に戻して燃料にしたりする方法もあるんだよ。こうやってエネルギーを有効（ゆうこう）に利用するんだよ。」