2月25日、粗大ごみ処理施設で粗大ごみの破砕中に、充填期限 昭和63年7月・充填容量4.7LのLPガス容器が発見されました。鋼製容器にはLPガスが満タンに充填されており、容器は20年以上の経過年数が読み取れて、ところどころ塗装が剥離し腐食箇所が認められていました。発見時には、粗大ごみを供給クレーンで掴み上げた際に、高圧ホースと連結して、ぶら下っていたところ、偶然にも発見されたもので、万一、回転破砕機に投入されていれば大爆発は免れない事態が発生した事はゆうまでもありません。経験上の知見から物的損傷の修理期間として1ヶ月程度の操業停止を余儀なくされ、しかも修復費に数千万程度は要する甚大な被害に発展したであろうし、人的被害にも波及する事も予測されて、考えると恐怖感すら覚えます。このガスボンベを安易に出された排出者は事態顛末の重大性が解っておられるのでしょうか!!市民の皆様にとって 柏羽藤クリーンセンターは、市民生活を営む上で不可欠の施設です。市民の皆様には、このような重要な責務をもった施設が安全にしかも長期に渡り、円滑に操業するためにも分別収集(爆発危険物排出禁止)に万全の協力をここにお願い申し上げます。
柏羽藤クリーンセンター所長
「注」本件のような事例は、LPガスボンベを取り扱っている販売店に相談されて引き取ってもらってください。