大事な資源（しげん）を大切に使い焼却炉（しょうきゃくろ）を長く使うために、ごみを出すときには必ず分けて出すようにしよう。
燃（も）えるごみの中に燃え（も）ないごみ【アルミ缶（かん）（アルミ製品（せいひん））・スチール缶（かん）（鉄（てつ）製品（せいひん））・ビン（ガラス製品（せいひん））・お茶わん等】は絶対（ぜったい）に入れないようにしよう。

燃（も）えないごみが入っていると焼却炉（しょうきゃくろ）の中でどうなるのか見てみよう。
　　

スチール缶（かん）（鉄製品（てつせいひん））・ビン（ガラス製品（せいひん））・お茶わん等はごみが燃（も）える熱で焼却炉（しょうきゃくろ）の壁（かべ）にクリンカ（岩みたいな物）を作るのを手伝って早く大きくなってしまうんだよ。　クリンカが大きくなるとごみが落ちてこなくなり燃（も）やすことができなくなってしまうんだ。　

そうじ前の焼却炉（しょうきゃくろ）の中

そうじ後の焼却炉（しょうきゃくろ）の中

クリンカは大きなもので３００kg以上になることがあるんだ、このクリンカを取るにはクリーンセンターの人が焼却炉（しょうきゃくろ）の中に入り手作業で少しずつ取るんだけど大きいまま壁（かべ）から外れたりすることもあるのでこのそうじが一番危険（きけん）なんだよ。

アルミ缶（かん）（アルミ製品（せいひん））が入っていると焼却炉（しょうきゃくろ）で燃（も）やすときにアルミ缶（かん）はごみを燃（も）やす熱（ねつ）で溶（と）けて燃（も）やすために大事な部分で冷え（ひ　）て固（かた）まりごみを燃（も）やせなくするんだ。

そうじ前の焼却炉（しょうきゃくろ）の下

そうじ後の焼却炉（しょうきゃくろ）の下

燃える（も　　）えるごみと混ぜる（ま　　）とリサイクルできなくなり資源（しげん）の無駄（むだ）になるので分けて出そう。

焼却炉（しょうきゃくろ）のそうじは、空気が悪いし灰まみれになったりするので特別（とくべつ）な服（ふく）を着てそうじをするんだよ。